理事長挨拶

学会員の皆さまへ

日本香粧品学会 理事長 川島 眞

 本年6月10日に開催された総会におきまして、引き続き理事長を拝命いたしました。今期もまた新たな気持ちで学会のために邁進したいと考えております。引き続き皆さまのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

 本年は東日本大震災と原発事故という未曽有の事態がおこり、被災地の皆さまには学会を代表してお見舞いを申し上げます。

 学会員の皆さまが、震災直後の医療支援活動や石鹸やシャンプ−等の日用品提供、ボランティア参加による支援など、それぞれの立場でご活躍されたことをうかがっています。

 今回の第36回学術大会は、研究発表の場であることを考え予定どおり開催いたしましたが、開催費用をおさえた余剰金と参加者の皆さまの募金を日本赤十字社に送ることができました。被災地の完全な復興はまだまだの現状の中で、今後もどのようなかたちで支援ができるのか考えていきたいと思います。

 この2年間は、新しく役員に就任された理事・評議員の皆さまとともに、発足以来36年が過ぎたこの学会の今後を支える仕組み作りに着手したいと考えています。香粧品は日常生活の中で欠かすことのできないものです。学会では、安全性研究、健康な肌を維持するための有効性研究を柱に、学会の学術性、専門性を高めることを目標に掲げて行く所存です。

 特に有用性研究では、当学会の成果である化粧品機能評価法ガイドライン発表がきっかけとなり、昭和55年以来、実に30年ぶりに化粧品の効能がこのたび拡大されました。ガイドライン策定のため2年半に及ぶ作業を支えた委員会、ワ−キング・グル−プメンバ−の皆さまに、この場をお借りし、改めてお礼を申し上げます。

 今期もまた会員の皆さまの一層のお力添えを賜りますことを切にお願い申し上げます。

2011年7月

  Copyright© Japanese Cosmetic Science Society TOP   サイトマップ   お問い合わせ